恋万里|自家製のタレと調味料から立ち上げる、厨房の手仕事

タレも調味料も自家製から、味を組み立てる

恋万里の料理は、焼き鳥をはじめできるかぎり一から手作りで立ち上げています。市販に任せがちなタレや調味料まで自家製でそろえるところに、この店の仕事の芯があります。味の方向を人任せにせず、素材の合わせ方から自分たちの手で決めているため、昼のラーメンにも夜の串にも同じ考えが通ります。手をかけたぶん、一品ごとの仕上がりに違いが出ます。
自家製という土台は、量を出しても味がぶれない強さにもつながります。上品に少しだけ盛るのではなく、お腹まで満たす量で出すには、味の設計が土台から固まっている必要があるからです。個人的には、これだけ手間のかかる仕込みを昼夜の二毛作で回している点に、地力の高さを感じました。

炭火が引き出す、焼き鳥とモツ煮込みの夜

夜の厨房では、炭火が主役になります。一本ずつ炭で焼き上げる焼き鳥は、香ばしさと鶏の旨みがはっきりと立ち上がります。じっくり火を入れたモツ煮込みも並び、調味料の選定から手をかけた居酒屋料理が酒の肴をひととおり支えます。
炭火という手のかかる焼き方を選んでいるのも、味への向き合い方の表れです。ガスとは違う火の入り方が、串の仕上がりに厚みを加えます。手作りの下ごしらえと炭火の焼きが重なることで、夜の一皿は満足感のある一品に仕上がります。

手仕事が生んだ、焼き鳥屋の鶏白湯

厨房の手仕事がもっともはっきり表れているのが、焼き鳥屋がつくる鶏白湯ラーメンです。夜に鶏を扱い続ける店だからこそ、鶏の扱いに慣れた手がスープづくりに生きています。昼にはこの鶏白湯と、鶏ガラや豚骨を合わせた濃厚な一杯の二種類がそろい、同じ厨房から違う顔のラーメンが出てきます。仕込みの様子や一杯の見た目は、ギャラリーページの写真からも確かめられます。

手仕事を味わえる場所と、訪れ方

その手仕事を味わえる店は、由布院駅から歩いて4分ほど、金鱗湖からは車で6分ほどの場所にあります。昼営業は12時から14時、夜営業は18時から22時30分で、定休日は日曜日にあたります。夜には九州各地から集めた焼酎や日本酒も並び、長崎や佐賀の銘酒を炭火の串と合わせられます。会計は現金のほか各種クレジット決済やQR決済に対応し、席の相談は080-7521-4878で受け付けています。
昼の手づくりラーメンから夜の炭火まで、同じ厨房の仕事を時間帯を変えて味わえるのが、恋万里の面白いところです。観光の合間でも仕事帰りでも、手をかけた一皿に出会える一軒として覚えておけます。

湯布院 ラーメン

ビジネス名
恋万里
住所
〒879-5102
大分県由布市湯布院町川上2936-1
アクセス
久大本線の由布院駅より徒歩約4分、金鱗湖から車で約6分
TEL
080-7521-4878
FAX
-
営業時間
昼営業
12:00~14:00
夜営業
18:00~22:30
定休日
日曜日
URL
https://koimari-yufuin.jp