SPICEUPCURRYことこと、 | 発酵食品を土台に、スパイスで日常に奥行きを加える一軒

和出汁と味噌が先にある、ことことのスパイスカレー

スパイスカレーに慣れていない人が「一口食べたら思っていたものと違った」と言う店がある。SPICEUPCURRYことこと、はその一軒で、出汁と発酵食品の旨味を先に立て、スパイスの香りをその上に重ねていく料理を出している。食べログのスパイス百名店で腕を磨いた料理人が手がけるこの手法は、辛さの強度よりも旨味の深さで満足感を作る。和出汁と味噌チキンカレー(1,050円)がその代表で、月替わり・週替わりの限定メニューが常に2種類加わっている。
「スパイスカレーが苦手だったのに、気づいたら完食していた」という口コミが複数あり、食べ進めるうちに止まらなくなるタイプの料理という印象が多い。卓上スパイスで辛さを自分で調整できる設計が、スパイス初心者の心理的なハードルを下げていることも、この声の背景にある。

発酵×スパイスのドリンクラインが、料理の世界を広げる

自家製の甘酒ラッシー(400円)やチャイ(400円)は、料理との相性を考えて仕上げられたスパイスドリンクで、飲み物としての完成度も高い。甘酒という発酵飲料をラッシーのベースに使う発想は、この店のコンセプトをドリンクにまで一貫させている。ジンジャーエール(380円)やコーラ(350円)も揃っており、スパイスドリンクが得意でない人にも対応している。ランチとディナー共通のラインナップのため、時間帯を問わず同じ飲み物と料理の組み合わせを試せる。
個人的には、甘酒ラッシーをカレーと交互に飲む食べ方がよく、発酵同士の相性がどこか自然に感じられた。「ドリンクも目当てで来ている」という常連の声も、この店の飲み物に対する本気度を裏付けている。

ディナーの和風ビリヤニが、夜の締めを完成させる

木〜日曜の18:00〜21:00のディナータイムは、創作スパイス一品料理とクラフトビールのペアリングが中心になる。和の食材に異国のスパイスを重ねたメニューが並ぶなか、締めの和風ビリヤニは発酵食品でアレンジしたインドの炊き込みご飯で、この店のコンセプトが最も凝縮された一皿だ。昼のカレー専門店とは異なる時間の流れがあり、「北千住でこんな夜の過ごし方ができるとは」という来店者の反応が目立つ。昼飲みにも対応しているため、週末の昼間からゆっくり過ごす場所としても機能している。
「ビリヤニで締めるという発想がなかった。次は最初からそれ目当てで来る」という来店者のコメントがあった。夜の構成がランチと対等な完成度を持っていることが、同じ客の再訪を促している。

家族連れが自然に混ざる、スパイス専門店の居場所

足立区千住仲町45-11、北千住駅1番出口から徒歩3分の住宅街に位置する。元学童スタッフの在籍と店内の絵本という組み合わせは、子連れ家族が安心して使える環境を生んでいる。辛さを卓上で調整できるため、同じテーブルで大人と子どもが同じ料理を別の辛さで楽しめる。火曜定休で週6日ランチ営業、自転車の駐輪も可能で、近隣住民が日常的に足を運べる条件が整っている。
「先週も来たし今週も来た。子どもも気に入っているし、自分も毎回違うメニューを試したくなる」という声が、この店の日常的な使われ方を端的に示している。

北千住 カレー

ビジネス名
SPICEUPCURRYことこと、
住所
〒120-0036
東京都足立区千住仲町45−11
アクセス
東京メトロ千代田線およびJRの1番出口から徒歩約3分
TEL
090-2766-9301
FAX
営業時間
LUNCH ランチ
月水木金土日(火曜日定休日)
11:00~15:00
(フード・ドリンク L.O. 14:30)
DINNER ディナー
木曜日~日曜日
18:00~21:00
(フード・ドリンク L.O. 20:30)
定休日
ディナー:月曜日~水曜日(定休日)
ランチ:火曜日(定休日)
URL
https://spiceupcurry-cotokoto.jp