一皿の中に、山梨産食材の個性が共存する
溶岩プレートに並ぶのは、甲州牛・富士桜ポーク・信玄鶏。それぞれ山梨県内で育てられたブランド食材で、S・Oはこの三種を中心に肉料理を構成している。プレートの熱の伝わり方を重視した焼き方で旨味が凝縮され、手作り味噌ダレ・手作りポン酢・独自配合ブレンド塩のどれを選ぶかによって食体験の印象が変わる。「調味料を全種類試したくなる」という声が目立つのも、このあたりの遊び心から来ているのかもしれない。部位ごとの価格設定も細かく、甲州牛のロース(税込1,280円)から上タン・上カルビ(各税込1,580円)まで展開されている。
富士桜ポーク・信玄鶏は580〜680円台と手の届きやすい価格で提供されており、甲州牛と混ぜながらテーブルに広げるのが利用者の定番スタイルになっている。
野菜・韓国系の一品が、肉料理の食卓を整える
S・Oの一品料理は、肉料理一辺倒にならないよう組み立てられている。もやしナムル・小松菜ナムル(各税込480円)・白菜キムチ(税込480円)・豚しゃぶサラダ(税込780円)といった野菜・韓国系の一品が複数あり、サムギョプサルセット(税込780円)のように手の動く品も揃っている。肉が続いたときの箸休めとして自然と注文されるラインナップだ。冷奴(税込380円)・漬物盛り合わせ(税込580円)のような定番小皿も押さえられており、食卓の隙間を埋める選択肢に困らない。
「いつの間にかいろいろ頼んでいた」という声があるように、気づくとテーブルが埋まっているのがS・Oの一品構成の特性だ。一品単品の価格帯が手ごろなため、つい追加してしまうという流れができやすい。
17時開店、閉店は23時——仕事帰りに寄りやすい時間帯
S・Oの営業時間は17:00〜23:00(ラストオーダー22:00)、定休日は水曜日と不定休。甲斐市篠原880-1(井上店舗1階)という住所で、甲府昭和ICから車10分・バス停「榎」から徒歩2分という立地は、仕事帰りや観光後の夕食にも使いやすい時間と場所にある。無料WiFi・駐車場完備で、支払いはクレジットカード・電子マネー・QRコード・交通系IC・現金すべてに対応している。席構成はカウンター5席・テーブル3席で、コンパクトな規模感が落ち着いた空気をつくっている。
「仕事帰りに一人でカウンターに寄るのがルーティンになった」という声もあるようで、夕方からの時間帯に気軽に来られる店として認識されているらしい。
釜飯で締め、デザートで完結する食事の時間
食事の後半を受け持つのが、梨北米を使った釜飯と、デザートの三種だ。牛釜飯(税込2,200円)・鶏釜飯(税込1,280円)・豚釜めし(税込1,380円)から選び、炊きたての状態で提供される。梨北米のふっくらした食感と肉料理の余韻が重なる〆として、多くの客が最後に注文する。プリンケーキ・チョコレートケーキ(各税込680円)・バニラアイス(税込480円)のデザートも用意されており、食事の流れを最後まで続けられる。ランチには「かつハッシュ」「かつカレー」「角煮定食」(各税込1,500円)と富士桜ポークを使った昼限定のメニューもあって、昼夜で異なる使い方ができる。
「デートで来てデザートまで注文したら、思ったより長居できた」という声もあるようで、食後の時間まで席が楽しい場所になっているらしい。


