昼酒が似合う洋食店
ランチから酒を出す洋食店、というのが洋食リアンの珍しいところです。料理だけでなく酒も一緒に楽しんでもらうため、ランチタイムからお酒を提供しているのが特長になっています。福岡県北九州市小倉北区黄金、三萩野駅から徒歩4分。昼の11時から店は開いていて、明るくアットホームな店内でパスタと一杯を気軽に楽しめます。ソフトドリンクからアルコールまで幅広く扱っているので、その日の気分で選べます。
昼のパスタは、旬の野菜を使ったランチメニューが主役です。ソースは常時5種類あり、季節の野菜を取り入れた内容で、来るたびに違う味に出会えます。ママ友の集まりや自分へのご褒美として使う客が多い時間帯です。約3ヶ月ごとにメニューが入れ替わるため、季節の移ろいを昼の一皿で感じられます。
夜はワインと肉料理
夜の洋食リアンは、昼とは別の店のような落ち着きに包まれます。17時から23時までのディナーは、シェフこだわりのパスタや肉料理に厳選したワインを合わせる時間。カウンター6席だけの空間で、一人でグラスを傾ける客も多く来ます。ワインは固定メニューを持たず、シェフがその時々で選んだ銘柄を常時10種類ほど。入れ替えもあるので、同じ顔ぶれに二度会えないこともあります。
肉料理には、この店なりの工夫があります。肉本来のうま味を活かしつつ、赤白どちらのワインとも合うよう味付けや調理法を組み立てているのです。ワインを軸にした夜の食事と、自然に噛み合う設計になっています。個人的には、昼はカジュアル、夜はじっくりと、時間帯で客層も空気も切り替わるこの店の二面性が面白いと感じました。
季節を映すパスタ
洋食リアンのパスタは、季節とともに姿を変えます。ワンシーズンごとにメニューを変え、旬の野菜をふんだんに使うことで、いつ来ても新しい料理に出会える仕組みです。そのシーズンならではの味をソースで表現し、さっぱりした味から深みのある仕上がりまで、時季によって異なる喜びをもたらします。飽きの来ないランチという狙いは、この作り替えの頻度が支えています。
このパスタ、テイクアウトにも対応しています。忙しい昼休みや家で過ごす日に、プロの味を持ち帰れるのは便利な仕組みです。旬を軸に据えたメニューづくりは、一年を通じて何度も足を運ぶ理由を生みます。三萩野で軽く一杯やりながらパスタを、というときに気負わず入れる。それが洋食リアンの日常での使い勝手です。


